教授 横井 修司（Shuji YOKOI)
＜学歴＞
1989年（H1） 岩手大学 農学部 農学科 入学
1993年（H5） 東北大学 農学研究科 博士課程前期 入学
1995年（H7） 東北大学 農学研究科 博士課程前期 修了 修士（農学）
｢トランスジェニックイネの作出と外来遺伝子の発現解析｣
1998年（H10） 東北大学 農学研究科 博士課程後期 修了 博士（農学）
｢遺伝子導入による冷害耐性イネの作出｣
＜職歴＞
1995年（H7） 日本学術振興会特別研究員（DC1）
1998年（H10） 東北大学農学部 ポストドクター（日本学術振興会特別研究員PD)
1999年（H11） 米国Purdue大学 ポストドクター（日本学術振興会特別研究員PD)
2000年（H12） 米国Purdue大学 Visiting Scientist
2002年（H14） 奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 植物分子遺伝学 助手
2006年（H18） 岩手大学 農学部 農業生命科学科 植物育種学研究室 准教授
2006年（H18） 岩手大学連合農学研究科 副指導教員 資格取得
2013年（H25） 岩手大学連合農学研究科 主指導教員 資格取得
2015年（H27） 大阪府立大学 生命環境科学研究科 植物育種繁殖学 教授
2019年（R1） 大阪府立大学 生命環境科学域 附属教育研究フィールド フィールド長 兼務
2020年（R2） 大阪府立大学 学長補佐 兼務
現在に至る
＜所属学会＞
2000年〜 日本植物生理学会
2006年〜 日本育種学会
2014年〜 日本植物細胞分子生物学会
2017年〜 近畿作物・育種研究会
＜所属学会委員活動＞
2010年4月〜2012年3月 日本育種学会 常任幹事（指名幹事）（庶務幹事総務第二）
2012年4月〜2014年3月 日本育種学会 常任幹事（庶務幹事総務第二）
日本育種学会 選出幹事（東北地区）
2014年3月〜2015年9月 日本育種学会 法人化委員会 委員
2018年3月〜2020年3月 一般社団法人日本育種学会 選出代議員（近畿地区）
2018年3月〜2020年3月 一般社団法人日本育種学会 運営委員（近畿地区地域幹事）
2018年3月〜2021年3月 一般社団法人日本育種学会 シンポジウム委員（会計）
2020年3月〜2022年3月 一般社団法人日本育種学会 選出代議員（近畿地区）
2020年3月〜2022年3月 一般社団法人日本育種学会 運営委員（近畿地区地域幹事）
＜学外委員＞
2009年4月〜2015年3月 「岩手農林研究協議会（AFR）」 幹事
2010年4月〜2016年３月 「ナショナルバイオリソースプロジェクトイネ運営員会」 委員
2010年4月〜2016年３月 「生物遺伝資源に関するイネ小委員会」 委員
2011年2月〜3月 農研機構「イノベーション創出基礎的研究推進事業」書類審査専門委員
2013年2月〜3月 農研機構「イノベーション創出基礎的研究推進事業」書類審査専門委員
2014年3月 農研機構「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業」一次審査専門委員
2014年12月〜2016年11月 「科学研究費委員会」専門委員 担当審査部門 一段 遺伝育種科学
2016年3月〜4月 Thesis external examiner, University of Melbourne
2017年3月 農研機構「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業研究課題評価分科会委員
及び １次（書面）審査専門評価委員」
2018年3月 農研機構「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業研究課題評価分科会委員
及び １次（書面）審査専門評価委員」
2018年11月 農研機構「イノベーション創出強化研究推進事業」中間評価に係る評議委員
2018年10月〜2019年9月 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機 生物系特定産業技術支援センター イノベーション創出強化研究推進事業 評議委員
2019年4月〜2021年3月 一般社団法人 ヤンマー資源循環支援機構 助成事業 選考委員
2020年1月〜2月 Thesis external examiner, University of Melbourne
メッセージ
私たちは植物の相転移（生長段階の移り変わりや次世代への記憶）が、どのような環境刺激にどのように反応して行われているかを分子のレベルで解析する研究をしています。この仕組みが分かると、植物栽培の場所や時期が飛躍的に拡がるなどの食料生産に貢献することができます。一緒に研究する皆さんを大歓迎します。
講師 手塚 孝弘 （Takahiro TEZUKA）
E-mail：tezuka[at]plant.osakafu-u.ac.jp
＜出身＞
神奈川県鎌倉市
＜学歴＞
1997年（H9） 私立湘南工科大学附属高等学校 卒業
1997年（H9） 茨城大学 農学部 資源生物科学科 入学
2001年（H13） 茨城大学 農学部 資源生物科学科 卒業 学士（農学）
2001年（H13） 茨城大学大学院 農学研究科 資源生物科学専攻 入学
2003年（H15） 茨城大学大学院 農学研究科 資源生物科学専攻 修了 修士（農学）
2003年（H15） 東京農工大学大学院 連合農学研究科 生物生産学専攻 入学
2006年（H18） 東京農工大学大学院 連合農学研究科 生物生産学専攻 修了 博士（農学）
＜職歴＞
2006年（H18） 茨城県農業総合センター 生物工学研究所 流動研究員
2008年（H20） 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 植物育種繁殖工学 助教
2015年（H27） 大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 植物育種繁殖学 講師
＜所属学会＞
2002年〜 日本育種学会
2008年～ 近畿作物・育種研究会
2011年〜 日本植物細胞分子生物学会
2014年〜 園芸学会
メッセージ
人類は長い年月をかけて植物を遺伝的に改良してきました。当初は食料として利用される植物が改良の対象であったかもしれませんが、現在では工芸、観賞、医薬、飼料といった用途の植物をはじめ、様々な植物が様々な目的で改良されています。品種改良、つまり育種の方法はいくつもありますが、昔から変わらずに有力な方法として使われているのは交配です。交配育種では手始めに同じ種の中の品種や系統間で交配することが多いのですが、同じ種という限られた多様性の中で育種をしようとしても、どうしても限界が出てきます。この問題に対処するため、遺伝的に改良したい種を別の種（野生種などの近縁種）と交配するということが行われてきましたが、このような異種間の交配には互いを受け入れないという生物としての壁が存在するため、異なる種を利用した育種は実に苦労するというのが現状です。私はこのような異種間の交配における問題（種間交雑などの遠縁交雑に認められる生殖隔離）を中心に、遺伝資源の多様性評価など、植物育種に関する内容を研究しています。植物育種の重要課題を一緒に研究し、解決していける皆さんをお待ちしています！
また、大学院生（博士前期課程・博士後期課程）を広く募集していますので、他大学等の方で研究内容に興味を持ってくださった場合も遠慮なくお問い合わせください。