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〜 植物の反応を分子レベルで説明する 〜
植物を使って何ができるか?
生物、特に植物を遺伝的に改良して新しい品種を作ることが育種(Breeding)であり、そのための原理と手段を研究する学問領域を育種学(Breeding Science)と言います。
世界中の植物種(野生種・栽培種)をもとに社会の役に立つ植物の作成を目指し、栽培・調査した現象を分子レベルで説明できるような研究をしています。
トウガラシの雑種弱勢の論文がJ Plant Resにアクセプトされました(2021/8/19)
3月に博士の学位を取得した白柿君(手塚指導)の論文が、Journal of Plant Researchにアクセプトされました。トウガラシにおける雑種弱勢と糖の関係などを調査した研究になります。
Kumpei Shiragaki, Hajime Furukawa, Shuji Yokoi, Takahiro Tezuka* (2021) Temperature-dependent sugar accumulation in interspecific Capsicum F1 plants showing hybrid weakness. Journal of Plant Research 134(6): 1199-1211
(*:責任著者)
https://link.springer.com/article/10.1007/s10265-021-01340-1
OBの喜多村直人さん(タキイ種苗)がミチテイク・プラスで紹介されました(2021/8/13)
手塚が指導した喜多村直人さん(博士前期課程修了生)がミチテイク・プラスで紹介されました。彼は学生時代にタバコの雑種致死について精力的に研究し、現在はタキイ種苗株式会社で育種の仕事をされています。この記事は育種を志す皆さんの参考にもなる内容です。
http://michitake.osakafu-u.ac.jp/2021/08/12/naoto_kitamura/
タバコ雑種致死の論文がScientific Reportsにアクセプトされました(2021/8/12)
タバコの雑種致死に関する論文がScientific Reportsにアクセプトされました。手塚が指導した学生(当時)の飯塚君、前川さん、大矢君、長谷川君、川口君らが引き継いできた研究の成果をまとめた論文となります。
Kenji Kawaguchi, Yuichiro Ohya, Maho Maekawa, Takahiro Iizuka, Akira Hasegawa, Kumpei Shiragaki, Hai He, Masayuki Oda, Toshinobu Morikawa, Shuji Yokoi, Takahiro Tezuka* (2021) Two Nicotiana occidentalis accessions enable gene identification for Type II hybrid lethality by the cross to N. sylvestris. Scientific Reports.
(*:責任著者)
https://www.nature.com/articles/s41598-021-96482-6
タバコ雑種致死の論文がGeneに掲載されています(2021/3/19)
タバコの種間雑種に生じる雑種致死に関する論文がGeneに掲載されています。
Katsuyama Y, Doi M, Shioya S, Hane S, Yoshioka M, Date S, Miyahara C, Ogawa T, Takada R, Okumura H, Ikusawa R, Kitajima S, Oda K, Sato K, Tanaka Y, Tezuka T, Mino M* (2021) The role of chaperone complex HSP90-SGT1-RAR1 as the associated machinery for hybrid inviability between Nicotiana gossei Domin and N. tabacum L. Gene 776:145443.
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378111921000378?via%3Dihub
HorticulturaeのVol. 6, Issue 4の表紙に選ばれました(2020/12/9)
トウガラシの系統解析の論文(Shiragaki et al. 2020, Horticulture 6(4), 87)の写真がHorticulturaeの表紙を飾りました。写真はタバスコです。リンク(https://www.mdpi.com/2311-7524/6/4)
トウガラシの系統解析に関する論文がHorticulturaeにアクセプトされました(2020/11/18)
白柿(博士後期課程3年)の研究内容がHorticulturaeに受理されました。
トウガラシ栽培種5種と近縁種2種の系統関係をITS領域を用いて明らかにしました。
Kumpei Shiragaki, Shuji Yokoi, Takahiro Tezuka*(2020) Phylogenetic analysis and molecular diversity of Capsicum based on rDNA-ITS region, Horticulturae 6(4), 87
https://www.mdpi.com/2311-7524/6/4/87